愛のことば

もうこれ以上進めなくても

普通ってこんなにも難しいことなのですか

16社目の結果はやはり不採用だった。明日は17社目の派遣の面接。

正直、気持ちの切り替えが付いていっていない。

ずっと不安と精神的緊張状態が続いていて、心身ともにとても疲れやすい。

 

応募している仕事は、その都度仕事の内容だって違うし、仕事の時間帯だってちがうから、

面接を受け、結果を待ち、採用の際の心の準備をしておいても、これだけ不採用になると、

どういうふうに心をスタンバイしていればいいか、よくわからなくなってしまった。

 

とりあえず、明日朝10時から派遣会社の面接だということは間違いない。

 

あいかわらず、不安は強いし、ものすごく怖いし、夜眠るとき、薬は増やしている。

怖さが強いときは、枕に顔を押し当てて「怖い、怖い」と口に出してつぶやいている。

でも怖いものは怖い。

 

昨日、家で一人でじっとしていても良くないから、ということで

毎年家族で参詣している神社へ、ひとりで行った。

大きな神社なので、観光で団体がやってくることも珍しくない。

 

子供のころ、両親と初詣に参詣した思い出がある神社であり、

付き合っている頃も結婚してからも、妻と二人でしょっちゅう参詣した。

子供が生まれてからも、月に一回は参詣していた。

 

ひとりで参詣していると、いろんなことが思い出され、

涙が止まらなかった。やっぱり今日も泣いてるな、と思ったけど、

「いいよ、心からあふれ出てくるんやから、それでええやん」と自分にささやいた。

 

手を合わせながら、願い事をしているのか、泣き言を言っているのか、心から湧き上がってくる思いをまと溢れる涙を、とめることができなかった。

 

はっきりしていることは、家族と幸せに暮らしたいということ。

普通に働き、普通に暮らしたいということ。

 

普通の人が当たり前にできることが出来なくなって、

普通ってこんなにも難しいことなのですか、と、

手を合わせながら、うなだれていた。

 

子供たちのお守りを買い、夕方、帰宅した。

 

外に出ると、働いている人を見かけるたびに、無意識に、仕事ができていない自分と比べて自分を責めている。

こういうことで自分を責めたって、傷んでいる自分の心がさらに怪我をしていくだけ、やめようね、と自分にささやく。

 

この頃、眠る前、その日あった「良いこと」をピックアップして

「今日もよく頑張った、今日もよく生きました」とつぶやいてから眠るように

しはじめた。

 

そう、それでいいよ。